1、基本はオート撮影で大丈夫
一眼レフカメラは難しい印象を受けますが、一眼レフカメラにもオート撮影が標準装備されているので、基本はシャッターを押すだけで撮影することができます。
しかも、オートフォーカス(自動でピントを合せる機能)の速度もコンパクトカメラと比べて早く、被写体が激しく動くスポーツ写真や動物写真、動きの激しい子供の運動会などで大活躍します
2、大きな撮像素子によるボケが簡単に撮影できる
撮像素子という専門用語が出てきましたが、ざっくり言うとフィルムのことです。
アナログカメラはフィルムに光が当たり、写真を撮影しますが、デジカメの場合、撮像素子というセンサーに光が当たり、写真データにします。
撮像素子が大きければ大きいほど、光があたる面積が大きくなり、光が多く当たれば、それだけセンサーの感度が良くなります。
結果的にノイズが少なくなり、豊かな色彩が表現できるというわけです。
また、撮像素子が大きくなるほど、ボケ易くなるという特徴があります。
ボケと聞くとネガティブな印象を受けますが、決して悪いことではありません。
被写体の背景を意図的にボカすことで、立体感を演出することができ、表現力がより高まります。
一眼レフカメラは簡単にボカすことができるので、まるでプロが撮影したかのようなボケのある写真が撮れるのです。
3、一眼レフカメラは手ブレに強い
手ブレは代表的な撮影ミスの一つ。
特に薄暗い室内や夜間の撮影で起こりやすい現象です。
手ぶれの一番の原因はシャッタースピードが遅くなってしまうから。
一眼レフカメラは、レンズや撮像素子が大きいので光を多く取り込めるので、コンパクトカメラと比べてシャッタースピードを速く設定することができます。
加えて、片手で撮影するコンパクトカメラとは違い、一眼レフカメラは両手で構えるので安定性が増し、自然と手ぶれしにくい撮影姿勢となることも重要です。